登録番号:1113873532
ter********さん
男性
60~69歳
無職 (元、CADなどのソフト屋)
2013年10月30日に参加
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CAD開発の他に、IGES、BMI、DXFなどのCADデータ交換形式のアプリケーションも開発。 DXF関連の特許を2件取得。 SXFを定めたSCADECの前身である、建築CADデータ交換コンソーシアム“C-CADEC”に、コーディネーターの依頼で参加し、CADデータ交換仕様標準化WorkingGroupにて、DXF説明や運用規範の試案「DXF運用ガイドライン」と「データ交換用CADレイヤ基準」の作成を担当。 [DXFデータについて]: DXFを「図面用データだから、基本は図形と文字」と思っている人がいるようですが、そうではありません。 DXFは、オートデスク社のAutoCADという製品の図面ファイル内容(線・円・円弧などの図形、文字、図形同志の相互関係、色・線種・線太さ・画層などの図形属性、図面ファイルの設定、CAD操作環境の設定、etc.)を表すデータです。、 そこから、「図形と文字のデータ」だけ取り出すか、「それらプラス図形属性」も取り出すか、AutoCADのように「全データを取り出す」かは、相手CADしだいです。 相手CADが取り出そうとするデータ内容が不正なら、変換処理に悪影響を及ぼすことになります。 さらに、最近の多くのCADは、そのような相互の変換レベルのギャップによる問題発生をおさえるため、「どのようなレベルでDXFを書き出すか」や、「どのようなレベルまで正しく書かれていると見なして読むか」などを設定できるようになっています。 そういう意味で、相手側のDXF取扱い仕様を確認することは、重要です。 例えば、相手システムがCADではなく加工機の場合、加工範囲からハミ出る図形があれば、次のように、様々な動きのもとになる可能性もあります。 ・その図形の、ハミ出た部分だけ無視する ・図形そのものを読み飛ばす ・そのような図形を含むファイルを危険と見なし、処理中断
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