鼻茸

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副鼻腔粘膜または鼻腔粘膜から生じる炎症性増殖性の腫瘤で、形は、茎を有する洋梨状、釣り鐘状で、みずみずしく浮腫状のものから、発赤があるもの、線維性のものなど、多種多様です。また、単房性のもの、多房性のもの、鼻腔内を充満するもの、さらには後鼻孔方向に発育する後鼻孔鼻茸もあります(図5)。鼻ポリープとも呼ばれています。鼻茸をもつ患者さんで、最も頻度高い症状...

鼻茸をもつ患者さんで、最も頻度高い症状鼻づまりです。鼻づまりが両側にわたって高度な場合は両側性鼻茸、あるいは後鼻孔ポリープも疑うべきです。次いで頻度高い症状は嗅覚障害、鼻汁、後鼻漏、頭痛です。また、喘息、アレルギー性鼻炎が合併する場合には、それぞれの症状が伴います。

まず、問診でアレルギー性鼻炎の有無、気管支喘息の合併の有無、アスピリン過敏性の有無をチェックします。診断は、鼻腔ファイバー(内視鏡)による検査が基本です。通常は、中鼻道から鼻茸が発生しているのが観察されます。また、内視鏡を用いて後方や上方にも鼻茸がないかどうかを観察します。非常にみずみずしい、高度に浮腫状の鼻茸は、アレルギーの関与がある症例に多い傾向が...

鼻茸の発症の原因は単一なものではなく、種々の因子が関与しているものと考えられています。しかし、鼻茸は副鼻腔炎、アレルギー性鼻炎、気管支喘息の症例での合併が多いため、感染とアレルギーが原因として最も有力です。各病気における鼻茸の合併率を表2に示します。

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