鼻中隔弯曲症

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鼻中隔は左右鼻腔を分ける壁で、軟骨と骨で形成されていて、これらの両面は鼻の粘膜でおおわれています。この鼻中隔がゆがんで左右のどちらかに突出すると、凸側鼻腔が狭くなり、凹側は広くなります。そのため、鼻のなかでの空気の流れが影響を受け、鼻づまりが生じます。これが鼻中隔弯曲症です。最も代表的な症状は鼻づまり(鼻閉)です。一般に、鼻づまり鼻腔が狭い側(凸...

最も代表的な症状は鼻づまり(鼻閉)です。一般に、鼻づまり鼻腔が狭い側(凸側)に強いのですが、広い側(凹側)でも生じることがあります。これは、凹側の鼻甲介(鼻腔にある粘膜におおわれた骨の突起)の粘膜が肥厚し、空気の通りが悪くなるためです。また、鼻中隔弯曲症はいびきの原因にもなります。鼻づまりが高度の場合は睡眠呼吸障害を起こすこともあります。さらに、鼻内...

前鼻鏡で左右鼻腔のなかを観察し、前方の鼻中隔の弯曲の程度を調べます。後方の弯曲は内視鏡を使って観察します。このように視診で診断は可能ですが、さらにその弯曲の程度と部位と、合併する副鼻腔炎の有無をチェックするためには、副鼻腔CT検査が非常に有用です(図2)。鼻中隔弯曲症のため、鼻づまりが高度の場合、いびきや睡眠呼吸障害の原因となる場合、さらに副鼻腔炎や...

鼻中隔は、小児期にはほぼまっすぐです。思春期になると鼻中隔を形成する軟骨が急激に大きくなり、鼻を高くするように発達します。しかし、頭蓋骨や顔面骨はそれほど発達しないため、軟骨がゆがんだり、骨と軟骨の接合部に変形を来します。その結果、鼻中隔は左右のどちらかに突出したような形態をとることになります。その程度は個人によってさまざまですが、女性よりも男性に多い...

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