鼓膜損傷

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鼓膜は、皮膚、結合織の線維層、粘膜の3層からなる丈夫な膜で、空気の振動を、人体で最も小さい骨である耳小骨を介して内耳に伝えます。この鼓膜に、綿棒などで外力が直接加わり傷をつけたり、気圧変動などを介して間接的に傷がついた状態が鼓膜損傷です。症状は損傷の大きさにもよりますが、穿孔(穴)が大きければ、難聴、耳痛を伴うことが多く、耳の詰まった感じ、出血がこれに...

症状は損傷の大きさにもよりますが、穿孔(穴)が大きければ、難聴、耳痛を伴うことが多く、耳の詰まった感じ、出血がこれに次ぎます。耳かきなどが深く入り、耳小骨を骨折したり、位置がずれたりすると、時に内耳にも障害が起き、難聴めまい耳鳴りが起きます。

内耳に障害がある場合には聴力検査を行い、難聴の程度や性質を精密検査する必要があります。高度難聴が生じている場合は、CT検査で、骨折、変位、出血の有無などを調べる必要があります。受傷直後で耳だれなどがなければ、出血などをきれいに清掃するのみで、とくに処置せず、感染予防の抗生剤も必要ありません。穿孔周囲の鼓膜が折れて重なっているようなら、自然には治りにくい...

耳かきや綿棒による耳そうじ関連のものが半数弱です。とくに、耳そうじ中に子どもやペットがぶつかり、耳を突くことが多いので気をつけてください。次いで、びんたなど殴打によるものが約30%、ボールをぶつけるなどスポーツ関連の事故が約20%です。男性にやや多く(60%強)、10~20代が大半です。

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