骨軟骨腫

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骨軟骨腫は良性骨腫瘍のひとつです。骨の表面から外側へ「こぶ」状に骨が飛び出したもので、その表面は軟骨組織でおおわれています。全体的な形から外骨腫ともいいます。表面をおおっている軟骨は、骨性の「こぶ」が帽子をかぶったようにみえるので軟骨帽と呼ばれ、骨軟骨腫はこの軟骨帽と骨とが接している部分で骨が作られたり、軟骨帽の部分が厚くなることによって徐々に大きく...

骨軟骨腫をもっている多くの人は、病変が小さくて気がつかないで生活しています。ほかの原因でX線検査を行い、偶然に発見されることもあります。これが少し大きくなると痛みのない硬い「しこり」として触れるようになります。さらに大きくなると、周囲の筋肉や腱などを圧迫したり、滑らかな運動の妨げになるため、関節が動かしにくいとか痛いなどの症状を起こすようになります。ま...

普通のX線写真で骨の「こぶ」を確認することができます(図42)。軟骨はX線写真には写らないので、軟骨帽の厚さや状態を確認することはできません。まれに生じる悪性化は軟骨帽の部分で起こります。この悪性化の時には、軟骨帽の厚さが増すことが指標となります。ですから、X線像では大きさが変わらないのに、触ると大きくなってきたと感じるような場合には、軟骨帽が厚くなっ...

成長期の骨には骨の両端に軟骨組織があり、この軟骨と骨の境界のところで骨が作られることにより骨全体が長くなります。この成長を司っている軟骨組織が、骨軟骨腫では本来にあるべきところから離れたところに生じ、本来の成長方向と異なった方向へ骨を作るようになったものと考えられており、通常、骨の成長が止まるとともに骨軟骨腫の増大も停止します。多発性外骨腫は遺伝性に生...

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