骨粗鬆症

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骨量の減少と骨組織の微細構造の異常の結果、骨に脆弱性(もろくて弱くなること)が生じ、骨折が生じやすくなる疾患です。骨軟化症では全骨量(類骨と石灰化した骨の合計)は減少しませんが、骨粗鬆症では全骨量が減少するのが特徴です。正常な骨では、骨吸収骨形成のバランスが保たれ、骨量は維持されていますが、骨粗鬆症では、骨吸収骨形成を上回るため骨量が減少します。高...

通常、骨量の低下のみでは症状が出現することはありません。骨折に伴って疼痛や変形が出現します。原発性骨粗鬆症では、股関節の骨折(大腿骨頸部骨折)、手首の骨折(撓骨遠位端骨折)、脊椎圧迫骨折が多く発症します。一方、ステロイドによる二次性骨粗鬆症では脊椎椎体骨折が多く、関節リウマチによる二次性骨粗鬆症では、脊椎、四肢に限らずあらゆる部位に骨折がみられます。脊...

問診では、痛みの部位、程度、外傷の既往などのほか、危険因子として骨折歴、閉経の状況、運動習慣、および続発性骨粗鬆症の原因となる疾患、薬剤投与の有無を聞きます。血液・尿検査では、骨粗鬆症に特異的な検査所見はありませんが、二次性骨粗鬆症や他の疾患との鑑別のために必要です。また、尿中の骨吸収マーカーの検査は、骨粗鬆症の診断や治療の効果判定に有効です。骨密度を...

基礎疾患の有無により、(1)原発性骨粗鬆症と(2)続発性骨粗鬆症に分類されます。原発性骨粗鬆症のうち、主として閉経後の女性にみられる閉経後骨粗鬆症と、65歳以上の高齢者にみられる老人性骨粗鬆症があり、これらが全体の約90%を占めています。一方、続発性骨粗鬆症の原因としては、内分泌疾患、代謝性疾患、炎症性疾患、先天性疾患、薬物性などがありますが、ステロイ...

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