顎骨骨折

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眼より下の顔の土台になるのがあごの骨(顎骨)で、ものを噛む時などに動かす下顎(下あご)とそれに向かい合う上顎(上あご)からなっています。上下ともに元々は左右の骨として発生してきますが、下顎では正中で硬く癒合して一体化しています。あごには歯が生えてきて噛み合うようになり、上下の骨の位置関係がきっちりと記録されています。あごの骨が砕けたり折れたりするけがが...

歯槽骨折の場合は、歯を叩くと痛かったり、噛み合わせることができなかったりするので、容易に見つけられます。強い力が加わったあと、口や鼻からの出血があったり、急なはれ、噛み合わせのずれなどが平均的な症状です。症状は必ずしも力が加わった部分にとどまらず、下顎ではあごを動かした時の痛み、上顎ではものが二重に見えるなどの症状が主になることもあります。受傷後すぐに...

受傷の直後では、まず出血や呼吸の様子を観察したうえで、あごのけがそのものの診察・検査に進みます。視診触診などで骨折の有無と場所の見当はつきますが、より詳細な判断にはX線検査が必要です。最近ではCTにより、かなり詳細に診断できるようになり、臨床的な所見と併せて程度を判断します。上顎では、鼻の下の線で水平に折れる1型、鼻の付け根から上顎大臼歯と頬骨の間にか...

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