顎変形症

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上顎骨(上あご)または下顎骨(下あご)のどちらか、または両方の骨格的な位置や形態の異常によって、顔貌の変形や咬合(噛み合わせ)の異常を認める状態を顎変形症と呼びます。日本人には、下顎前突症(受け口)が最も多いのですが、逆に上顎前突症(出っ歯)といって上顎骨が前に出すぎていたり、顔やあごがゆがんでいるなど、その病態は多彩です。顎骨、とくに下顎骨発育は、...

顎骨、とくに下顎骨発育は、おおよそ身長の伸びに連動します。したがって、12~15歳ころからの成長期を迎えると、幼少時には目立たなかった下顎の突出感やあごゆがみが顕著になってきます。顎骨の発育は、女子で16~18歳、男子で18~20歳ころには停止しますが、変形は自然に治ることはありません。

歯の噛み合わせとX線写真による分析によって診断します。変形が著しい場合はCT検査を追加することもあります。ほとんどの場合、顎矯正手術が必要となります。手術前に1~2年程度の歯列矯正(術前矯正)を行い、手術で顎骨を正しい位置に動かし、噛み合わせと顔貌の修正を行います。術後にも、数カ月間かけて噛み合わせの微調整を行います。手術は全身麻酔で行い、入院期間は、...

先天性の場合もありますが、多くは顎骨(あごの骨)の発育異常によります。いずれにしても、遺伝的要因が関与することは間違いないと思われますが、舌の悪習癖(いつも前歯の間に舌をはさんでいたり、下の前歯をいつも押しているなど)や食事の際の前噛みの癖など後天的な要因も無視できません。また、外傷やあごにできた腫瘍(がんなど)の手術の後遺症による場合や、脳下垂体の異...

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