頭蓋骨陥没骨折

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ちょうどピンポン球を押した時にへこんでしまったような、頭蓋骨内側陥没した骨折です。頭蓋骨線状骨折と同じく、骨折に伴う頭蓋内(頭蓋骨よりも内側)の損傷の有無が問題になります。さらに、頭蓋骨陥没骨折では頭蓋骨内側にはすぐに髄膜(コラム頭部の解剖図)に包まれた脳があるので、陥没の程度に応じて脳が圧迫損傷を受けます。骨折部位に、打撲による疼痛、腫脹(こ...

骨折部位に、打撲による疼痛、腫脹(こぶ)のほか、陥没骨折により圧迫損傷を受けた脳の部位に応じた症状が現れることがあります。現れやすい症状は、半身麻痺(片麻痺)、半身の感覚障害、言語障害、けいれん発作などです。そのほか、陥没による圧迫のため、頭蓋骨内側の圧が高まり(頭蓋内圧亢進)、激しい頭痛、嘔吐、意識障害などが認められることもあります。腫脹のため...

頭蓋骨単純X線で診断できますが、頭蓋骨陥没の状態と頭蓋内損傷の有無を診断するために、頭部CTが行われます。内側陥没した頭蓋骨が、脳に圧迫損傷を与えて障害を及ぼしている場合には、陥没骨折整復術が行われます。手術の必要性は一般に陥没の程度に比例し、日本のガイドラインでは以下を手術適応の目安にしています。(1)1cm以上の陥没や、高度の脳損傷を伴う場合...

頭蓋骨線状骨折と同じく、骨折部位への直接の衝撃が原因です。頭蓋骨が軟らかい乳幼児のほうが起こりやすいとされています。成人でも、野球の硬球が直撃したような外力の加わり方(小範囲に限られた鈍的外力)でみられます。

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