静脈瘤

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足の表面にあるたくさんの静脈(表在静脈という)が拡張し、蛇行屈曲して浮き出た状態です。静脈弁の機能不全による一次性静脈瘤と、生まれつき静脈が拡張している先天性静脈拡張症のような二次性静脈瘤に分けられます。ほとんどは一次性で、立ち仕事の多い女性に多く現れ、足を挙上する(高く上げておく)ことによって改善します。夕方に目立ちますが、一晩寝ると朝には消失してい...

初期には静脈の怒張(ふくれあがる)だけですが、症状が進むと立位での下肢のだるさやうっ血感、重量感、疼痛、浮腫、筋肉のけいれんなどが出現し、静脈瘤部の知覚異常やかゆみ、かくことによる慢性湿疹様の皮膚炎なども現れてきます。慢性期になると、浮腫、出血、皮膚の色素沈着、難治性潰瘍、血栓性静脈炎の急性症状、うっ滞性皮膚炎などが出現し、時に難治性潰瘍(静脈瘤性下腿...

下肢の下垂による静脈瘤の悪化と挙上による改善で、一次性静脈瘤が診断されます。すなわち、静脈瘤が立位により著しくなり、足の挙上によって消える場合には一次性静脈瘤と考えられ、症状に応じて手術なども考慮します。最近では、超音波断層法や静脈造影によってより詳しい静脈瘤の部位と程度の診断が可能です。初期の軽度のものでは、長時間の立位を避け、弾性ストッキングを着用...

足の静脈は、表面を走る表在静脈系(大伏在静脈や小伏在静脈系など)と深部を走る深在静脈系(大腿骨静脈など)に分けられ、両者の間は交通枝という静脈でつながっています。表在静脈系と交通枝には逆流防止の弁があり、静脈血が重力に抗して心臓にもどってくるのを助けています。最も多くみられる、静脈弁の機能不全によって起こる一次性の静脈瘤の原因としては、もともとの静脈壁...

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