野兎病

35件

野兎病は、北半球のみに発生する動物由来感染症です。病原菌は野兎病菌で、地リス、ウサギ、ハタネズミ、キツネ、クマなどの野生動物をはじめ、キジ、ウズラなどの鳥類、ウシ、ヒツジなどの家畜、イヌ、ネコなどのペットに感染します。125種以上の動物種が、この菌の宿主になるといわれています。ウサギ目、齧歯目の動物に寄生するダニ、ノミ、カ、アブ、シラミなどにも感染しま...

2~10日の潜伏期ののち、発熱、悪寒、頭痛、関節痛などの症状で発症します。細菌の侵入部位によって異なる病型を示します。西半球では約85%が潰瘍リンパ節型で、リンパ節の腫脹(はれ)を伴う局所の壊死性の潰瘍が現れます。この型で、初期病巣が認められないリンパ節型は日本で多くみられます。結膜から感染した場合は眼リンパ節型と呼ばれ、まぶたの浮腫(むくみ)ならびに...

確定診断は菌の分離によって、あるいは血清学的に行います。血清診断の場合には、ブルセラ症、エルシニア感染症との交差反応(抗体がそれらとも反応してしまう)があるので注意が必要です。病型が多様なので、多くの感染症との区別が必要です。リンパ節型、潰瘍リンパ節型では連鎖球菌あるいはブドウ球菌感染、伝染性単核(球)症、トキソプラズマ症、鼠径リンパ肉芽腫、猫ひっかき...

関連ワード

「野兎病」に関するQ&A

35件

「野兎病」に関するQ&Aをもっと見る

「野兎病 うさぎ」に関するQ&A

20件

「野兎病 うさぎ」に関するQ&Aをもっと見る