重金属中毒

41件

金属が、消化器、呼吸器、皮膚から体内に吸収されると、その量、種類や結合物質によって、肝・腎障害をはじめ、神経障害、造血器障害、消化器障害、呼吸器障害、皮膚障害、骨障害など、さまざまな障害を起こします。急性中毒では、口から飲み込んだ場合は消化管障害、フューム金属の蒸気が空気中で凝縮したもの)を肺に吸い込んだ場合は発熱が起こります。金属を飲み込むと、その...

金属を飲み込むと、その直後から、腹痛、嘔吐がみられ、下痢、吐血、下血などもみられます。多量の場合は、ショックが起こることもあります。一方、フュームを吸入した場合には、数時間の潜伏期のあと、39℃以上の発熱とインフルエンザ様の感冒症状がみられます。多くの場合、半日程度で自然に軽快します。カドミウムやベリリウムのフュームを吸うと肺水腫が、水銀のフュームを吸...

急性中毒では、摂取した物質を特定するほか、血液中、尿中、便中の金属を特定することが診断の手がかりになります。慢性中毒では、特徴的な所見とともに、血液中、尿中、毛髪中の金属濃度を測定したり、金属摂取によって変化する酵素活性の測定などによって診断を行います。急性中毒で、飲み込んだ場合は、まず吐かせ、胃の洗浄、下剤の投与などを行います。フュームを吸入した場合...

金属を飲み込むと、消化管の粘膜を刺激あるいは腐食し、消化管障害を起こします。また、フュームを吸入すると、肺の蛋白が変性し(破壊され)、その蛋白自体またはその蛋白に対するアレルギー反応によって発熱するとされています。

関連ワード

「重金属中毒」に関するQ&A

41件

「重金属中毒」に関するQ&Aをもっと見る