重症筋無力症

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重症筋無力症は、易疲労性(疲労しやすい)と日内変動(朝は症状が軽く、夕方に重くなる)を中核症状とする病気で、自己免疫疾患の一種です。自己免疫疾患とは、自分の体の一部に対する抗体を作り出して、その組織を破壊する疾患群を指します。重症筋無力症の場合は、自分の神経筋接合部(運動終板)にあるアセチルコリン受容体抗体(コラム)を作り出すことにより、神経筋の連絡を...

症状は、物を噛むだけでも疲れてしまうという明らかな易疲労です。朝は軽く、夕方に増悪するという日内変動を示します。複視といって、物が二重に見えたり、まぶたが下がって(眼瞼下垂)眠そうな顔つきになります。重症の場合は呼吸ができなくなり、人工呼吸器を必要とすることもあります。

テンシロンテストという、作用時間の短い抗コリンエステラーゼ薬を静脈注射すると劇的に改善するので、診断に有用です。血液検査で、抗アセチルコリン受容体抗体値を測定します。筋電図検査での運動神経連続刺激も診断には有用です。胸腺腫瘍を伴うことも多いので、胸腺腫瘍の有無を検査する必要もあります。コリンエステラーゼの活性を抑え、神経末端から放出されたアセチルコリン...

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