遠視

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に入ってきた光は角膜・水晶体を通過し、網膜に到達します。正視ではちょうど網膜上でピントが合っていますが、遠視ではの奥行きの長さ(軸)が短いことが多いため、網膜よりも後ろにピントが合う状態になります(図72)。遠視は「遠くが見えるよい」と勘違いされがちですが、の屈折状態としては、本当は遠くにも近くにもピントが合っていません。しかし、には水晶体...

遠視では、見る時に絶えず「調節」をしなければいけないため、(1)が疲れやすい(精疲労)、(2)頭痛・痛、(3)集中力に欠ける、といった症状が出ます。小児の場合、調節をする時にが寄る作用が強く出るため内斜視になります(調節性内斜視)。最も注意が必要な遠視は小児の強度遠視です。遠視が強度になると調節をしてもピントが合いにくいため視力が発達せず、放置...

遠視の治療としては、鏡やコンタクトレンズによる矯正を行います。とくに事務やコンピュータなど長時間の近見作業に従事する人は調節による精疲労を起こしやすいため、年齢にかかわらず近見作業用の鏡の装用が、症状の軽減に役立ちます。調節性内斜視の小児は、適切な鏡の装用により内斜視を治療することができます。また、弱視になる可能性がある強度遠視の小児でも、早期...

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