過活動膀胱

973件

過活動膀胱とは、頻尿や尿失禁の分野における新しい診断名です。主に自覚症状に基づいて診断されますが、尿意切迫感(排尿したくて我慢がきかない状態)を自覚する場合、過活動膀胱の状態にある可能性があります。過活動膀胱の患者は、日本で約810万にのぼると推定されています。その頻度は加齢とともに増加し、70歳以上では3割以上の方がこの病気にかかっていると考えられ...

膀胱には、腎臓で集められた水分と体内の老廃物を尿として保持する機能があり、膀胱が一定の大きさに達すると、尿意を脳に伝えて排尿を行うはたらきがあります。過活動膀胱では、膀胱が大きさに関係なく尿意を発生しやすくなり、頻尿が起こります。具体的な症状としては、尿意切迫感(急に排尿したくなり、これ以上我慢するともらしてしまいそうになること)、頻尿(1日8回以上排...

診断は、「尿意切迫感を有し、通常これに頻尿および夜間頻尿を伴い、切迫性尿失禁を伴うこともあれば伴わないこともある状態」という自覚症状のみで行われます。過活動膀胱症例に対する症状の質問票(チェックシート)として、排尿に関係する複数の症状を総合的に評価しやすいように策定されています(表24)。主な検査としては、腹部超音波検査と膀胱内圧検査があります。膀胱内...

排尿筋が過剰に活動することが、過活動膀胱の原因であり、神経因性と非神経因性に大別されます。神経因性とは、神経に障害がある時にみられ、神経因性膀胱の一種ともいえます。非神経因性とは、前立腺肥大症などの下部尿路通過障害や加齢変化、骨盤底筋障害などで生じます。しかし、病因が特定できない場合も多いのです。

関連ワード

「過活動膀胱」に関するQ&A

973件

「過活動膀胱」に関するQ&Aをもっと見る

「過活動膀胱 泌尿器科」に関するQ&A

509件

「過活動膀胱 泌尿器科」に関するQ&Aをもっと見る