過敏性肺炎

51件

過敏性肺炎は、抗原の反復吸入によって起こるアレルギー性肺炎です。急性のものと慢性のものとがあり、急性のものでは原因抗原から離れることにより回復しますが、慢性になると病変症状は続き、進行することがあります。急性のものは特定の抗原の曝露から数時間後に咳、発熱、呼吸困難などで発症し、原因になる抗原から離れると回復します。しかし、慢性のものでは抗原症状の関...

急性のものは特定の抗原の曝露から数時間後に咳、発熱、呼吸困難などで発症し、原因になる抗原から離れると回復します。しかし、慢性のものでは抗原症状の関係はなくなり、抗原から離れても病変は回復しなくなります。線維化などがみられるようになり、症状が残ったり進行するようになります。

一般血液検査では末梢白血球数の上昇、CRPの上昇などの炎症反応が認められ、低酸素血症を示し、胸部X線像でびまん性すりガラス状陰影が認められます。しかし、このような検査データ、所見は他の疾患でも認められるので、確定診断のためには、抗原を吸入することにより発症するという経過と病歴、また原因抗原の吸入による誘発試験で疾患が発症する再現性を確認することなどによ...

日本では、家のなかの環境中に存在する真菌であるトリコスポロンを抗原とする過敏性肺炎が最も多く、70%近くを占めています。過敏性肺炎は春から秋にかけ、夏を中心とした季節に多いため、夏型過敏性肺炎といわれています。抗原を吸入してから8~13時間で症状が現れ、肺の病理組織では一般に好酸球が少なく、肉芽腫、リンパ球の浸潤がみられます。原因になる他の抗原としては...

関連ワード

「過敏性肺炎」に関するQ&A

51件

「過敏性肺炎」に関するQ&Aをもっと見る

「過敏性肺炎 間質性肺炎」に関するQ&A

7件

「過敏性肺炎 間質性肺炎」に関するQ&Aをもっと見る