角膜真菌症

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前項の細菌性角膜炎に似ていますが、細菌ではなく、真菌(カビ)が角膜に感染して生じる病気です(図22)。細菌の場合と同様、角膜に真菌が感染すると、眼の痛みと白目の充血を伴って視力が低下し、涙や目やにかなりたくさん出ます。角膜に白いにごりがあるのが肉眼でわかることもしばしばあります。細菌と違って、このような状態になるのに日数がかかるのが真菌の特徴で、いっ...

細菌の場合と同様、角膜に真菌が感染すると、眼の痛みと白目の充血を伴って視力が低下し、涙や目やにかなりたくさん出ます。角膜に白いにごりがあるのが肉眼でわかることもしばしばあります。細菌と違って、このような状態になるのに日数がかかるのが真菌の特徴で、いったん症状が確立するとなかなか治りにくくなります。細菌性角膜炎と同様に、通常は片眼性です。

角膜の悪くなっている部分をこすり取って、それを顕微鏡で調べたり培養したりして、真菌が感染していることを確認します。この方法は細菌の場合とよく似ているので、通常は細菌と真菌について同じ材料(検体)をもとにして調べるのが一般的です。抗真菌薬(カビに対する薬)の投与を行いますが、前記したように細菌の場合に比べて治療に時間がかかります。軽症と考えられた場合でも...

細菌性角膜炎と同様に、異物の飛入やコンタクトレンズが感染の原因になりますが、真菌の感染は、木の枝や稲穂などの植物で眼を突いた時に起こりやすいのが特徴です。

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