視神経炎

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眼球でとらえた視覚情報は、眼球から後方に延びる視神経を通じて大脳の後頭葉にある視覚中枢へと投影されます。視神経炎は、眼球後方の視神経に起こる炎症による視機能障害のことで、球後視神経炎とも呼ばれます。片眼性に進行する視力低下特徴とし、眼球の奥に痛みを伴うことが多いとされています。全身の神経の多発性、再発性の炎症(多発性硬化症)の初発症状として発症するこ...

片眼に、数日~1週間くらいの間に進行する、比較的急激な視力低下で発症します。見ようとする部位(視野の中心)が見えない中心暗点を示すこともあります。また、眼を動かすと眼の奥が痛むこと(眼球運動で増悪する球後痛)が特徴的で、米国での調査では92%に球後痛が認められています(日本人ではやや少ないとされている)。この球後痛は、視力障害に先立って自覚されることも...

急性期には、眼底検査で視神経乳頭の腫脹が認められる(図62)ことが多いのですが、炎症が眼球より後方の視神経に限られている場合には、眼底はまったく正常の所見を示します(慢性期には視神経萎縮を示す)。片眼性の場合は、瞳孔の対光反応に左右差があることが特徴的で、診断上、大変重要です。画像診断では、眼窩部や頭部のMRI検査が有用で、眼球後方の視神経の腫大や高信...

不明です。視神経のまわりを取り囲む髄鞘に対する炎症により髄鞘が障害され(脱髄という)、視神経機能に障害が起こります。髄鞘の構成蛋白に対する自己免疫の関与が考えられています。何らかのウイルス感染の関与も考えられています。また近年、アクアポリン4という中枢神経の蛋白質に対する抗体が、再発性視神経炎の約4分の1の症例で検出されると報告されており、アクアポリン...

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