虫垂炎

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虫垂炎は、虫垂に化膿性の炎症が起こる病気です。虫垂は、盲腸右下腹部の小腸から大腸につながった下の部分)の先に突き出た5~10cmほどの先端が閉じた突起物で、長さ6~8cm、太さは鉛筆程度です。虫垂は、リンパ組織が集まっているため、免疫に関与するともいわれていますが、少なくとも成人では不要と考えられている臓器です。虫垂炎は、一般には「盲腸」あるいは「盲...

腹痛、食欲不振、発熱吐き気嘔吐が主な症状です。典型的な経過としては、上腹部やへそのまわりが突然痛み出し、次に発熱吐き気嘔吐、食欲不振が起こります。数時間もすると吐き気は止まり、数時間から24時間以内に痛みが右下腹部に移ってきます。この部分を押して離した時に痛みがひどくなります(反跳痛、ブルンベルグ徴候)。ただ、このような典型的な症状を示すことは...

疼痛が腹部全体やみずおち(みぞおち)に始まり、次第に右下腹部に移動して、吐き気嘔吐発熱を認めた場合、虫垂炎の可能性が考えられます。しかし、こうした症状は虫垂炎に特有というわけではなく、尿路結石、急性腸炎、大腸憩室症、骨盤内での炎症などでもみられます。したがって、診断に際しては、これらの他の病気も視野に入れながら、おなかの診察(触診)を軸に採血、腹部...

虫垂炎の原因はまだ完全にはわかっていませんが、糞便(糞石)や異物、リンパ組織の過形成、まれには腫瘍などで虫垂の入り目がふさがったり、狭くなることがきっかけになると考えられています。これにより、虫垂の内圧が上昇して血行が悪くなり、そこに細菌が進入して感染を起こし、急性の炎症が起こると考えられています。炎症の程度により、カタル性(粘膜層の軽い炎症)、蜂窩織...

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