薬物性肝障害

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いろいろな病気を治すために薬は使われます。しかし、薬はのんだ人の体質によっては、薬として期待する作用以外の好ましくない作用を体に及ぼすことがあり、これを副作用といいます。過去に報告された副作用の原因となる薬では抗生剤が最も多く、鎮痛薬などを含む中枢神経作用薬や細菌などを排除する抗生物質などがこれに続きます。薬物が原因で起こる肝障害を薬物性肝障害と呼び、...

副作用服用開始後、1~4週以内に起こることが多く、60日以内にそのほとんどが観察されます。薬物性肝障害の大半を占めるアレルギー性肝障害の初期症状には、発熱や皮膚症状(発疹、発赤、かゆみ)、黄疸などがあります。ウイルス性肝炎でもこれらの症状を認める場合があり、症状だけから見分けることはできません。初期症状に気づいた時点でただちに服薬を中止することが大切...

血液検査でASTやALTと呼ばれる肝細胞からの逸脱酵素、ALPと呼ばれる胆道系酵素やビリルビンの値が高値を示すことがしばしばです。しかし、時にはこれらの異常を来すことのない肝障害もあります。アセチルサリチル酸やバルプロ酸による肝障害がこれにあたります。偶然の再投与により肝障害が再び起こった時には、その薬物が原因であるということが確実に診断できます。しか...

薬物の多くは肝臓で代謝(解毒)されて、胆道あるいは腎臓から排泄されるので、多くの中毒性肝障害は肝臓の代謝能力を上回る量の薬物を服用することで起こります。自殺目的の服薬や、サプリメント、やせ薬、ハーブを含む自然食品が原因になることが知られています。一方、アレルギー性肝障害は肝臓で薬物が代謝されたあとに、自分の体内にはない異物と認識されてアレルギー反応が起...

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