自己免疫性肝炎

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病気の発症や進行に自己免疫、つまり患者さん自身の免疫反応が深く関与して発症する慢性的な肝炎です。患者さん自身の免疫細胞が、患者さんの肝細胞を攻撃し障害を与えていることが考えられますが、詳細な肝細胞障害の発症機序(仕組み)は明らかになっていません。また、多くの患者さんの血液中に、自分の細胞を異物とみなす“自己抗体”と呼ばれる抗体が検出されます。男女比は1...

自己免疫性肝炎に特徴的な症状はありませんが、病院を初めて受診する際に、約60%が倦怠感を、35%が黄疸を訴えています。そのほかの症状として、食欲不振、関節痛、発熱があげられますが、無症状の人もいます。中年の女性で上記の症状肝障害を伴う場合は、自己免疫性肝炎を疑う必要があります。また、関節リウマチや慢性甲状腺炎など、ほかの自己免疫疾患の合併も多く認めら...

自己免疫性肝炎の診断にあたっては、肝炎ウイルス、アルコール、薬物の関与する肝障害や、ほかの自己免疫疾患に基づく肝障害を除外することが必要です。血液検査では、AST(GOT)、ALT(GPT)の上昇が認められ、重症の場合はビリルビン値の上昇もみられます。免疫異常もみられ、血中γ...

詳細は不明ですが、患者さん自身のリンパ球が肝細胞と免疫反応を起こしてしまうことが原因ではないかと考えられています。このような免疫異常が起こる誘因として、薬剤の使用やウイルスの感染が関与するといわれています。一般に、自己免疫性肝炎は遺伝しないと考えられています。

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