膵嚢胞

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膵嚢胞とは膵臓なか、もしくはその周囲にできた袋(嚢胞)のことです。袋のなかには液体がたまっています。近年、画像診断装置の進歩と普及により、膵嚢胞と診断される頻度が増えてきました。大きさは数mm程度から10cmを超えるものまであり、個数も単発性のものから多発するものまであります。さらに、膵嚢胞と診断されるなかに、膵管内乳頭状粘液性腫瘍(IPMN)と呼ば...

IPMNの場合、多くは無症状で経過します。時に、作られる粘液が主膵管にたまった結果、膵液そのものの流れが悪くなると、腹痛や背部痛などの症状が現れ、急性膵炎を起こすことがあります。仮性嚢胞の場合、膵炎や外傷など、原因が存在するので、仮性嚢胞と診断されるよりも前に、それらの原因による腹痛などの症状が先行します。慢性膵炎に伴う仮性嚢胞なかには、腹部膨満感や...

膵嚢胞の検査は、超音波検査が基本になりますが、超音波では膵臓全体を描出することは困難です。精密検査としては、MRI検査が最も精度が高く、さらに、膵管や胆管などの液体成分のみを画像化したMRCP(MR胆管膵管撮像)を行うと、嚢胞と膵管の関係が非常に詳細にわかります。単発の小さな嚢胞の場合、非腫瘍性の嚢胞か、IPMNの初期像かは区別できません。ぶどうの房の...

膵嚢胞には、肝臓や腎臓にできる嚢胞と同じような、とくに病的なものではない嚢胞のほかに、腫瘍や炎症に関連した嚢胞があり、原因や病態によって、治療や慎重な経過観察が必要な場合があります。腫瘍に関連した嚢胞の代表がIPMNです。膵臓には、膵液という消化液を作るはたらきがあり、この膵液は、膵管と呼ばれる1~2mm径の管を通って、十二指腸に流れ出ます。膵管は、最...

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