腸管出血性大腸菌感染症

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O157をはじめとした腸管出血性大腸菌ヒトに下痢を起こす大腸菌のひとつで、ベロ毒素を産生します。この菌はウシの大腸に住んでいて、その腸内容物に汚染された食べ物(生または加熱不十分な牛肉、内臓、サラダなど)や水、手指を介して口から感染します。日本では1996年に学校給食が原因となり大規模な食中毒が発生しました。国内で監視が必要な3類感染症に指定され、年...

典型的な場合、平均3~4日の潜伏期間の後、水様性下痢と激しい腹痛で発症し、1~2日後には便成分をほとんど含まない血性下痢が出現します。38℃以上の高熱はあまり出ません。順調であれば7~10日で治癒しますが、下痢発症後1週間前後に溶血性尿毒症症候群脳症などの重い合併症を起こすことがあります。尿毒症の発生率は小児高齢者で高く、5~10%とされていて、2...

便から大腸菌を検出し、ベロ毒素をもっていることが確認された段階で診断されます。診断が確定したら医師は保健所に届け出ます。最終確認までに数日かかりますので、症状から腸管出血性大腸菌感染症が疑われる場合は、便から直接ベロ毒素やO157を検出する迅速診断キットを用いて検査を行います。溶血性尿毒症症候群脳症は症状と血液や尿の検査などで診断されます。基本は腸炎...

小児高齢者は生や加熱不十分な牛肉や内臓を避けること、手洗いを励行することです。

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