脊椎損傷

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脊椎は文字どおり人間の体を支える骨(バックボーン)で、脊柱管という管のなかを脊髄という大切な神経の束がとおっている重要な部分です(図6)。脊椎は7個の頸椎、12個の胸椎、5個の腰椎および5個の仙椎が癒合した仙骨で構成されています(図4、図5)。脊椎損傷とは、脊椎に過大な外力が加わって、骨折や脱臼を生じる外傷です。脊柱管のなかを脊髄がとおっているので、4...

上位頸椎損傷では頸部痛、後頭部痛のほか、頭を両手で支える動作をとることもあります。上位頸椎は呼吸をつかさどる神経の中枢がある場所ですが、脊柱管(前述)が広いために神経麻痺はあっても軽いことが多いといわれています。ただし、重度の損傷では四肢麻痺や致命的なものもあります。中下位頸椎損傷では頸部痛、頸部の運動制限や運動時痛が起こります。この部位では脊柱管が狭...

(1)問診、診察どのような機転で受傷したかを問診したあと、局所の症状をチェックします。すなわち痛みの部位、圧痛、棘突起の叩打痛(ハンマーで叩いた時の痛み)の有無などです。頸椎損傷では、顔面や頭部の皮膚の傷からどのように受傷したか推定することができます。いずれの部位の脊椎損傷の場合でも、神経学的な検査を必ず行います。神経学的所見としては四肢腱反射、筋力検...

青壮年の男性に多く、受傷原因としては、交通事故、高所からの転落、転倒、スポーツによるものなどです。スポーツでは水泳の飛び込み、スキー、ラグビー、グライダーなどで、若年者に目立ちます。とくに、水泳の飛び込みでは頸椎・頸髄損傷を起こしやすく、社会的にも問題になっています。また、骨粗鬆症のある高齢者では、尻もちをつくなどのごく軽微な外傷によっても簡単に胸腰移...

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