胃ポリープ

179件

ポリープの語源は、ギリシア語のpolupous(“多くの足”の意)に由来します。臨床の現場では、基本的に良性の隆起性病変を指す肉眼的な名称として使われています。日本消化器病学会は胃ポリープを、「胃粘膜上皮の異常増殖に基づく胃内腔に突出した病変」と定義しています。胃ポリープで、臨床上多く見かけるものは、腺腫性ポリープ過形成性ポリープ胃底腺ポリープの3...

いずれの胃ポリープにも、特有の自覚症状はありません。多くは無症状で、X線や内視鏡の検査で偶然に発見されます。大きくなった過形成性ポリープは、まれに消化管出血の原因になります。胃底腺ポリープは、萎縮の少ない胃酸分泌が盛んな胃粘膜に多く発生することから、過酸症状(上腹部痛、胸やけ、しゃっくり)を自覚することがあります。

診断は、内視鏡検査によって組織の一部を採取して調べる生検を行うことが原則ですが、肉眼的な形態からもある程度は可能です。(1)腺腫性ポリープ腺腫のがん化と同時に、背景となる胃粘膜が分化型腺がんの発生環境と共通するため、離れた部位のがんの合併を常に念頭においておく必要があります。1年に1回は定期的な経過観察を行い、経過観察中に増大傾向を示すもの(2cm以上...

(1)腺腫性ポリープ背景粘膜に強い萎縮がみられることから腸上皮化生粘膜(胃の粘膜が腸の粘膜様に性質が変化すること)から発生すると考えられていますが、詳細な病因は不明です。(2)過形成性ポリープびらんによって起こる粘膜の欠損に対する上皮の代償的過形成に起因すると考えられています。ヘリコバクター・ピロリという細菌の感染が多いことから、胃粘膜の萎縮と腸上皮化...

関連ワード

「胃ポリープ」に関するQ&A

179件

「胃ポリープ」に関するQ&Aをもっと見る

「胃ポリープ ポリープ」に関するQ&A

106件

「胃ポリープ ポリープ」に関するQ&Aをもっと見る