胃アニサキス症

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アニサキス類(アニサキス、シュードテラノーバなど)の幼虫が寄生した魚類(マサバ、スケソウダラ、マアジ、スルメイカなど)を食べることによって発症する病気です。これら寄生虫は、海の哺乳動物(イルカなどの歯鯨類やアザラシなどの鰭脚類)を終宿主として、これらの動物の胃に寄生しています。そして、海水中に虫卵が排出され、海水中で第2期幼虫にまで発育し、第1中間宿主...

食後数時間以内に、急激な上腹部痛や嘔吐などの症状で発症します。腹痛は、幼虫の胃粘膜への刺入による機械的刺激よりも、むしろアレルギー症状によると考えられています。まれに、アナフィラキシーショック症状(急激な呼吸困難や血圧低下など全身的な生死に関わる症状)に陥ることもあります。

症状の起こる数日以内に新鮮な魚類を食べたかどうか、具体的には胃内視鏡検査で虫体を確認することで容易に診断できます。多くの場合、虫体が粘膜に刺入した盛り上がりが確認できます。胃内視鏡検査で虫体が確認されれば、その場で摘出します。確認できなくても、新鮮なイカなどを食べていて、この病気が強く疑われる場合は、抗コリン薬、抗ヒスタミン薬、ステロイド薬の投与によっ...

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