肺アスペルギルス症

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アスペルギルスは糸状真菌の一種で、多くは自然界に広く分布しています。肺アスペルギルス症はその病態によって、肺アスペルギローマ、慢性壊死性肺アスペルギルス症(CNPA)や侵襲性肺アスペルギルス症(IPA)に区別されています。肺アスペルギローマは、陳旧性(以前からあって今は活動していない)肺結核や肺嚢胞などの肺の古い空洞性病変に、吸入されたアスペルギルス属...

肺アスペルギローマでは、咳、喀痰、胸痛、呼吸困難などの一般的な呼吸器症状が現れます。血痰喀血の頻度は他の呼吸器感染症よりも多いのですが、無症状のまま胸部X線異常で発見されることが最も多くなっています。IPAは、突然の発熱が起こり、その後に喀痰、咳、呼吸困難などの症状が現れます。病変が胸膜に接して存在することが多いため、胸痛を伴うこともあり、また血痰や...

図15と図16に検査と診断のフローチャートを示しました。肺アスペルギローマでは、胸部X線写真で典型的な菌球を認めれば、診断は比較的容易です。また、血清診断としてアスペルギルス抗体を測定します。ガラクトマンナン抗原も約30~40%の症例で陽性となります。一方、IPAは診断が困難ですが、ガラクトマンナン抗原やβ‐Dグルカンの上昇する症例が多くみられます。診...

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