線維筋痛症

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線維筋痛症は新たに現れた病気でなく、以前には別な病名で呼ばれていたものを、この病名に統一したものです。この病気の主な症状は、体の広範な部位に起こる激しい慢性の疼痛と「こわばり」ですが、その他に激しい疲労や倦怠感、頭痛・頭重感、落ち込んだ(抑うつ)気分、不安感や不眠など多彩な自覚症状を伴います。診察では、体のある部位を親指で押さえると、疼痛が発生しますが...

体のある部位に思い当たる原因もなく、しつこい痛みから始まり、やがてその痛みが体のあちらこちらに広がると同時に、激しい疲労感、落ち込んだ気分、不安感、口や目の渇き、頭痛・頭重感や不眠、めまい、下痢や便秘、しびれ、関節痛、全身のこわばりなど多彩な症状を伴って、病気として典型的となります。また、他の病気(リウマチなど)に付随して起こってくることもあります。

通常の血液や尿検査、脳波、心電図、X線検査、あるいはCT、MR画像などで明らかな異常がない、そのことがこの病気の診断の難しさにつながります。診断は一般的検査に異常がないことが前提となり、アメリカリウマチ学会の1990年の診断基準が世界的に用いられ、日本人に用いても正確な診断ができます。すなわち、(1)体の広範な部位原因不明の激しい痛みが3カ月以上持続...

原因は残念ながら現在のところ不明ですが、痛みの原因は神経障害性疼痛のひとつとされ、痛みを伝える神経が異常に活動し、わずかな刺激で痛みを過剰に感じる痛みの神経の過敏(感作)状態によるとされています。手術、けが、強い身体的・精神的ストレスなどが発病のきっかけとなり、また日常生活の大きな出来事が病気の経過に影響を与えます。

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