絞扼輪症候群

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上肢下肢などの複数の部位に、紐でしばったような「くびれ絞扼輪)」がみられたり、切断された後のような状態がみられることのある異常です(図4)。とくに指で変化が強い場合もあります。上肢下肢の一部が切断されている場合があります。切断までに至っていなくても、通常よりも深いしわが複数みられます。指でも、さまざまな程度に絞扼輪切断状態がみられることがありま...

上肢下肢の一部が切断されている場合があります。切断までに至っていなくても、通常よりも深いしわが複数みられます。指でも、さまざまな程度に絞扼輪切断状態がみられることがあります。指の先端が癒合している場合も、基部(根元)は分離していることが少なくありません(これを先端合指と呼びます。通常の合指とは対照的です)。

手指では絞扼輪や切断、先端合指がみられ、他の部位(腕や下肢)にも絞扼輪などの所見がみられれば診断できます。深い絞扼輪に対しては形成手術が必要となります。先端合指には分離手術が行われます。

母体のなかで、手足や指の形ができ上がる時期(胎生7週)のあとでの何らかの異常によって生じます。有力な説は、胎児を包んでいる袋(羊膜)が壊れ、その結果できたひも状のバンドが組織を締め上げることによって生じるとするものです。

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