結核性関節炎

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肺結核の経過中に、病巣から結核菌が血管内に侵入し、血流によって関節に運ばれて発症します。結核の初感染後に短期間内で発症するものや、数年後、結核の再燃によるものがあります。手や足の結核性関節炎はほとんどが単関節性であり、最も多いのは膝関節です。症状は潜行性のため、なかなか気づきません。全身症状である発熱、発汗、疲れなどの症状は明らかでありません。発症時に...

症状は潜行性のため、なかなか気づきません。全身症状である発熱、発汗、疲れなどの症状は明らかでありません。発症時には関節に軽い痛みがあり、通常、夜間になると痛みが増し、膝のこわばりが現れます。初期の局所所見としては、限局性の圧痛(押すと痛い)、腫脹(はれ)、関節内の滲出液貯留(水がたまる)、患部関節の皮膚温度の上昇がみられます。無治療のまま放置すれば、筋...

最も正確な診断法は、関節液、関節組織やリンパ節を採取し、細菌検査と病理組織検査を行うことです。これらの検査で、抗酸菌(結核菌)を見つけたり、骨病変、滑膜あるいはリンパ節の生検(病理診断)などにより結核性肉芽腫の有無を確認します。最近では、結核菌を短時間で検査できるPCRによる遺伝子診断法が実用化されています。結核で使用される薬剤は、イソニアジド(INH...

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