細菌性肺炎

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肺炎は、気管支より末梢の酸素と二酸化炭素を交換する肺胞と呼ばれる部位に起こる感染に伴う炎症、と定義されます。肺胞は気道とつながっているので、同時に気管支炎も起こします。肺炎では肺胞にまで微生物が侵入し、それに対して体の防御機構(メカニズム)がはたらき、炎症性の細胞や滲出液が肺胞内に満たされた状態になります。これをX線で撮影すると浸潤影といわれる陰影にな...

細菌性肺炎の症状としては、発熱、咳、膿性の痰がみられ、それに加えて胸痛がみられることもあり、この場合は胸膜への炎症の広がりを示唆します。身体所見では、呼吸数や脈拍の増加がみられます。重症例では呼吸困難、チアノーゼ意識障害がみられ、緊急に治療を開始する必要があります。咳と痰という症状の共通する気管支炎に比べ、高い発熱や胸痛、呼吸困難などは肺炎を疑わせる...

最も有用な検査は胸部X線です。しかし、X線像に影がある場合でも、それが微生物の感染による肺炎であるのか、あるいは感染症以外の陰影――たとえば肺がんや薬剤に対するアレルギー反応など――であるのかどうかは、症状や診察所見、喀痰の検査などから判断します。感染症としての肺炎である場合は、その原因が一般の細菌による感染症なのか、マイコプラズマやクラミジア、ウイル...

細菌性肺炎では、肺胞にまで細菌が到達することが第一の条件ですが、その経路は気道を通って侵入する(経気道感染)場合がほとんどです。まれに血液の循環を介して肺胞に到達し、肺炎を起こす場合があります(血行性感染)。経気道的に侵入する場合は、誤嚥を原因とすることが多いと考えられています。誤嚥には明らかな“むせ”のみられる場合もありますが、気づかないで気道のほう...

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