眼筋麻痺

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私たちが物を眼で追いかける時には、眼のまわりについている筋肉がはたらきます。これを外眼筋といい、水平方向に内直筋・外直筋の2種類、垂直方向に上直筋・上斜筋・下直筋・下斜筋の4種類、合計6種類の筋肉がついています。これらの筋肉が何らかの理由で動かなくなった状態を、外眼筋運動障害あるいは外眼筋麻痺といい、一般には単に眼筋麻痺と呼んでいます。眼筋麻痺の程度は...

私たちの眼は物を見る時、2つの眼で見る力があります。これを両眼視といいます。2つの眼の位置は、物がある位置によってうまく調節されています。しかし、何らかの病気で位置合わせがうまくいかないと、物が2つに見えてしまうことになります。これを複視といい、眼筋麻痺でいちばん多い症状です。複視の出方は、眼筋麻痺が軽い場合は大きく眼球を運動させた時に生じますが、重症...

複視の性状を調べるため、眼科では視診による眼瞼や眼球位置の観察のあと、眼球運動の変化を観察します。両眼を開いた状態で両眼の共同性運動(2つの眼球を同時に動かす運動)をみたあと、単眼での運動を観察します。ここまででおおよそ、どの外眼筋の不全または麻痺があるかわかります。さらに、眼球運動障害を定量的に記録するために、ヘスチャートという検査も行います。次に、...

大別して、外眼筋自体に障害が起こる場合と、外眼筋を支配している神経の障害によって起こる場合があります。外直筋は外転神経、上斜筋は滑車神経、それ以外は動眼神経に支配されています。さらに、これらの神経の核は脳幹部にあり、動眼神経と滑車神経の核は中脳に、外転神経は橋というところにあります。それぞれの神経核は、脳幹における中枢に支配されており、その中枢はさらに...

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