白板症

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世界保健機関(WHO)によれば「ほかのいかなる疾患とも見なされない白色が優勢な口腔粘膜病変」とされています。男性は女性の2倍と多く、年齢では50~70代に多い病気です。部位では歯肉、舌、頬粘膜に多くみられます。粘膜の一部がさまざまな程度白色になり(白斑型)、表面は平滑なものや、しわ状のものもあります(図8)。白色程度も高度になり、いぼ状に隆起して...

粘膜の一部がさまざまな程度白色になり(白斑型)、表面は平滑なものや、しわ状のものもあります(図8)。白色程度も高度になり、いぼ状に隆起してくるもの(疣型)もあります。また、隆起はしないで、赤い部分(紅斑)が混在してくるもの(紅斑混在型)もあります。白斑のみでは痛むことはありませんが、紅斑が混在するものでは痛みを伴うようになります。長期に経過すると、...

生検(組織の一部を切除して行う組織学的検査)により正確な診断が可能です。生検により、初期のがんや、白板症に類似した扁平苔癬、乳頭腫などとの区別が可能です。また、白板症の悪性潜在能(がんになりやすいか)の診断もできます。病変を切除するのが最も確実な治療法です。しかし、広範囲の病変では切除すると機能障害が出ること、白板症は一生もっていてもがんにならなければ...

原因としては、喫煙、過度なブラッシングによる擦過刺激、合わなくなった不良補綴物や充填物、う蝕(むし歯)などの長期刺激があげられますが、原因不明なものも少なくありません。

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