瘢痕性脱毛症

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いろいろな原因により毛包が破壊され、毛が生えてこなくなる状態をいいます。毛包のあった部位は瘢痕に置きかわり、毛包は消失しています(図101)。慢性円板状狼瘡、限局性強皮症、萎縮性硬化性苔癬サルコイドーシスなどの瘢痕をつくる疾患頭部に発症すると、瘢痕性脱毛症になります。瘢痕性毛包炎あるいは禿髪性毛包炎と呼ばれる疾患は、主に男性の頭部に発症します。毛包...

慢性円板状狼瘡、限局性強皮症、萎縮性硬化性苔癬サルコイドーシスなどの瘢痕をつくる疾患頭部に発症すると、瘢痕性脱毛症になります。瘢痕性毛包炎あるいは禿髪性毛包炎と呼ばれる疾患は、主に男性の頭部に発症します。毛包がうみをもち、まわりの皮膚が赤くなります。進行すると毛が抜け、少しくぼんだ、光沢のある脱毛病変が現れます。毛包に真菌が感染して強い炎症反応が起...

前述した原因を確かめるための検査を行います。何が原因になっているのかを明らかにすることが大切です。そのうえで原因になっている疾患治療を行います。原因疾患が治って瘢痕だけが残った状態では、小さい瘢痕性脱毛部は手術で切除して縫い縮めることができます。

毛包の峡部と呼ばれる部分には毛髪を作る毛母細胞の幹細胞があります。峡部が何らかの原因で壊され、幹細胞がなくなると瘢痕性脱毛症になります。さまざまな皮膚疾患、細菌や真菌の感染、熱傷、外傷、腫瘍の浸潤などが瘢痕性脱毛症の原因になります。

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