症候性てんかん

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症候性てんかんは、その原因となる基礎疾患が脳にあり、そのために脳内の特定の部位に電気的な異常・過剰放電が起こる病気です。症候性てんかんには部分てんかんに属するものと、全般てんかんに属するものがありますが、ほとんどは部分てんかんに属するもので、その発作は脳の部分的な病変による部分的な電気的異常から起こると考えられます。脳の限られた部位に生じる異常な電気的...

脳の限られた部位に生じる異常な電気的放電は、脳のどの部位にでも起こる可能性があります。そのため異常な電気放電が始まる部位により、前頭葉、側頭葉、頭頂葉後頭葉てんかんの4つに分けられます。頻度が高いのは前頭葉の運動を司る部位から始まる運動発作、頭頂葉の感覚を司る部位から始まる感覚発作、それに感情・行動のはたらきが集まっている側頭葉内側底面から始まる自律...

診断は、詳しい神経学的診察で脳異常が脳の特定部位に限られることを診断し、さらに脳波を記録してその電気的異常の発生する場所を確認します。場所がわかれば、そこを目標にしてCTやMRIなどの画像診断を行い、病変の部位だけでなく、その性質(脳の傷か腫瘍か奇形かなど)をも診断して正しい治療を行います。症候性てんかんの画像診断にはMRIのほうがCTに比べ優れている...

小児期に発症する症候性てんかんの原因としては、先天性奇形、出産時およびその前後の異常による脳損傷、新生児・乳児期の頭部外傷や脳の感染症(髄膜炎、脳炎)、遺伝性代謝異常症があります。成人になってみられる症候性てんかんの原因としては、脳血管障害、脳腫瘍、頭部外傷やアルツハイマー病のような神経変性疾患があります。

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