猫ひっかき病

452件

猫ひっかき病は、ネコやイヌに引っかかれた創(傷)や咬まれた創から細菌が感染し、赤くはれ頸部リンパ節の痛み・はれ発熱などの症状を来す疾患です。夏から秋にかけて発生頻度が高くなります。通常、数日~数週間の潜伏期のあと、次の症状があります。(1)皮膚症状(出現率5~9割)最初に皮膚症状が現れます。典型例では直径2~5mmの小さな赤い発疹、あるいはうみを...

通常、数日~数週間の潜伏期のあと、次の症状があります。(1)皮膚症状(出現率5~9割)最初に皮膚症状が現れます。典型例では直径2~5mmの小さな赤い発疹、あるいはうみをもった発疹、瘡蓋(かさぶた)を生じます。(2)リンパ節はれ(出現率8~9割)痛みのあるリンパ節はれが、腋の下や頸部、下顎に現れます。リンパ節はれは鶏卵大以上になることもあります。リ...

(1)ネコやイヌとの接触歴、(2)原因不明で3週間以上継続するリンパ節はれ、(3)原因不明の発熱、(4)組織病理学的所見により診断されます。(1)成人では、通常は自然に治るため、解熱薬や鎮痛薬の対症療法だけで経過観察します。一般に予後は良好で、抗菌薬を使わなくても6~12週でよくなります。(2)症状が長引く場合には抗菌薬を内服します。(3)重症例では...

バルトネラ属の菌が感染することにより発症します。この菌はネコやイヌなどの動物の爪や口腔内、あるいは動物に寄生するネコノミなどに存在します。日本ではネコの1割が感染し保菌しており、ヒトへの感染のほとんどはネコによるものと考えられます。とくに子ネコからの感染の危険性が指摘されています。

関連ワード

「猫ひっかき病」に関するQ&A

452件

「猫ひっかき病」に関するQ&Aをもっと見る