狂犬病

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狂犬病ウイルスの体内への侵入により、一定のけいれんなどの重い症状を起こす致死性の疾患です。治療法はなく、発症後3~5日で死亡します。日本では1957年以降、狂犬病の感染はないため、通常では狂犬病の予防処置は必要ありません。しかし、最近では2006年にフィリピンでイヌに咬まれて帰国後に発症し死亡したケースがあり、次のような場合には予防が必要となります。す...

潜伏期は通常20~90日ですが、1年以上たったのちに発症する例もあります。典型例では、はじめに傷痕の痛み・かゆみ、頭痛、発熱があり、不安や興奮、呼吸困難感、食べ物を飲み込めない、水を飲もうとするとのどの筋肉のけいれんが起こってつらいため水を避ける症状(恐水症状)が現れます。また、物音や光などの刺激によっても容易にけいれんが起こります。発症後3~5日で呼...

現在のところ、発症前に狂犬病に感染したことを診断することはできません。また、発症後は治療法がありません。そのため、狂犬病の流行地域に生息する野生動物に咬まれた時や創をなめられた時は、狂犬病の感染の疑いありとして予防接種を施行します。原因動物を捕獲できれば、その動物の狂犬病の診断を行います。狂犬病にかかっているイヌでは、狂暴で興奮して甲高い鳴き声を上げる...

狂犬病に感染した動物に咬まれ、狂犬病ウイルスがヒトに侵入すると、ウィルスは1日に数cm以下の速度で神経を伝わり脳まで達し、致命的な脳炎を起こします。感染は咬まれること以外にも、以前にできた創(傷)をなめられること、コウモリのいる洞窟内に漂っているウイルスを吸入すること、感染動物の死体を扱う時に組織粉を吸入することなどでも発生します。また、脳炎で死亡した...

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