水疱性類天疱瘡

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お年寄りに多くみられます。かゆみを伴った皮膚の赤み(紅斑)と、そのなかに大型の水ぶくれ水疱)が出てくる病気で、のどこにでも現れます。水ぶくれが破れたあとのびらんただれ)は、治りやすいのが天疱瘡と違うところです。また、口のなかなどの粘膜がただれることは少ないです。気がついた時には水疱が現れていて、日に日に数が増えていきます。軽いものでは、皮膚の...

気がついた時には水疱が現れていて、日に日に数が増えていきます。軽いものでは、皮膚の赤さが目立っていて、水疱小さいものもあり、湿疹との区別に苦労することもあります。通常はかゆみがあります。

破れにくい大きな水疱が特徴です。診断は、症状だけではなく検査と組み合わせて総合的に行います。天疱瘡と同じように、皮膚を小さく切り取り(皮膚生検)、ひとつは組織検査を行い、水疱のできている場所が表皮の下であることを顕微鏡で観察します。もうひとつ皮膚をとって、蛍光抗直接法で基底膜に免疫グロブリンがあることを証明し、血液の検査で蛍光抗法間接法を行います。...

原因は、患者さんの血液のなかに含まれる免疫グロブリンという蛋白質の一部です。免疫グロブリンは、本来はウイルスやばい菌と闘うために私たちのなかにある蛋白質なのですが、その一部が自分の皮膚と闘いだすために、皮膚が傷んでしまいます。具的には、ヘミデスモゾームという構造物のなかのBP180という蛋白を攻撃します。

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