敗血症

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敗血症とは、肺炎腎盂腎炎など生体のある部分で感染症を起こしている場所から血液中に病原体が入り込み、重篤な全身症状を引き起こす症候群です。背景として悪性腫瘍、血液疾患、糖尿病、肝・腎疾患、膠原病といった基礎疾患がある場合、あるいは未熟児、高齢者、手術後といった状態である場合が多いとされています。抗がん薬投与や放射線治療を受けて白血球数が低下している人、...

悪感・戦慄(ふるえ)を伴う発熱が最も主要な兆候ですが、重症の場合には逆に低体温になることもあります。心拍数や呼吸数の増加もみられ、血圧低下、意識障害を起こしショック状態となる場合もあります(敗血症性ショック)。また、重要臓器が障害されると呼吸不全・腎不全・肝不全といった、いわゆる多臓器障害症候群(MODS)を併発することもあります。糖尿病がある人や高齢...

検査では白血球数の増加やCRP上昇などの一般的な炎症反応の増加が認められます。白血球数は逆に低下することもあります。そのほか、障害を受けた臓器によって、肝機能障害や腎機能障害も認められます。血液の凝固能が低下している場合もあり、この時は播種性血管内凝固症候群(DIC)を併発していると考えられます。発熱時の血液培養による原因菌の検索も重要です。強力な抗菌...

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