振動障害

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削岩機やチェーンソーなど、振動を手・腕に伝える手持ち振動工具を使用することによって起こる健康障害をいいます。手腕を介して伝搬する手腕振動(局所振動)による障害をいい(手腕振動障害、局所振動障害、職業性振動障害)、通常、全身振動による障害は含みません。振動障害は、主として寒冷時に発作的に現れる手指の白色化現象(レイノー現象)を特徴とする末梢循環障害手指...

レイノー現象を主徴とする末梢循環障害末梢神経障害、骨・関節障害の3つからなります。振動病の最初の訴えは、手指のしびれです。次いで腕のだるさ、脱力感、しばしば作業後や夜間に腕の強いしびれと痛みが起こります。特徴的な所見は手指レイノー現象で、全身に冷えを覚えた時に発症します。

診断は振動工具使用に関する職歴の問診、末梢循環障害ではレイノー現象を確認することが極めて重要です。末梢循環障害の有無に関する診断法は、安静時および冷水負荷(10℃で10分)、皮膚温検査、爪圧迫検査、サーモグラフィー、指尖容積脈波などが一般的に行われています。近年、新しい方法(手指収縮期血圧%)の導入が検討されています。労働省(当時)により「振動障害の治...

主たる原因は振動ですが、障害の発生には個人差があります。工具の振動レベル、連続使用時間、使用期間などの曝露条件に、騒音、寒冷を含む環境条件、加齢、喫煙習慣などが発症に関係しています。根本的な治療法がないので、予防が最も大切です。軽量かつ低振動レベルの工具の使用、工具の低振動レベル保持のための保守管理、使用時間規制の遵守、防寒・保温を含めた作業管理、暖房...

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