慢性骨髄性白血病

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造血幹細胞(すべての血液細胞のもとになる細胞)が腫瘍化して発生する血液腫瘍で、白血球が著しく増加する病気です。しかし、いわゆる遺伝性のものではなく、子孫への影響はありません。通常、病気の進展に伴い、慢性期、移行期、急性期に分けられます(図8)。最近は、健康診断などにより、白血球の増加を指摘されて発見される場合が多くなってきています。治療は、イマチニブ(...

慢性期では、全身のだるさ、体重減少、皮膚のかゆみなどのほかに、肝臓あるいは脾臓の腫大による腹部膨満感を自覚することがあります。そのほか、胃潰瘍を合併することもあります。しかし、自覚症状がない段階で、健康診断などにより白血球増加を指摘されて発見されることもしばしばあります。急性期(急性転化)では、動悸・息切れ・全身のだるさなどの貧血症状、皮下出血・鼻血・...

(1)慢性期血液検査で、白血球数の増加が認められます。健常人では成熟した白血球のみが血液中に認められますが、この病気では原則として幼若な細胞から成熟した細胞まで、すべての段階の白血球が出現するのが特徴です。また、白血球の一種である好塩基球の増加をしばしば認めます。そのほか、触診あるいは腹部超音波検査などによる脾臓の腫大、血液検査による好中球アルカリフォ...

すべての遺伝子は、細胞のなかにある46本の染色体(ひも状のもので、1番から22番まで2本ずつある常染色体と、2本の性染色体からなる)に存在しています。慢性骨髄性白血病では、ほとんどの場合で9番染色体と22番染色体が途中で切断され、それぞれ相手方の染色体と結合する異常が認められます。この異常な染色体をフィラデルフィア染色体と呼んでいます(図9)。この結果...

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