慢性腹膜炎

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慢性腹膜炎は慢性の経過をたどる腹膜炎で、そのほとんどが結核性腹膜炎です。結核性腹膜炎では、全身症状として微熱、食欲不振、全身倦怠感がみられます。腹部症状としては腹部膨満感、腹痛腹水が現れます。腹痛は軽度のものが長期に続き、圧痛は腹部全体にあります。腹水は、病初期からしばしば現れます。肺結核、結核性胸膜炎の既往歴があり、発熱、食欲不振、全身倦怠感な...

結核性腹膜炎では、全身症状として微熱、食欲不振、全身倦怠感がみられます。腹部症状としては腹部膨満感、腹痛腹水が現れます。腹痛は軽度のものが長期に続き、圧痛は腹部全体にあります。腹水は、病初期からしばしば現れます。

結核性腹膜炎は、先に述べた微熱、腹部膨満感などの臨床症状が長期に続く時に強く疑われます。また、既往歴として、肺結核・結核性胸膜炎がある時には本症の可能性が高くなるため、注意を要します。実際には結核菌の検出は難しく、診断に難渋することがありますが、腹水が続く場合には腹水穿刺(針を刺して吸引する)で結核菌が証明されれば確定診断となります。結核性腹膜炎では抗...

結核性腹膜炎は、結核菌の腹膜への感染で発病します。めざましい化学療法の進歩により激減はしたものの、近年、増加傾向の兆しがあり注意を要します。腹膜が最初の発症部位であることはまれで、多くは肺結核、結核性胸膜炎などから血流あるいはリンパ管を介して伝染して発病することがほとんどです。

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