慢性糸球体腎炎

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慢性糸球体腎炎とは、急性発症急性糸球体腎炎)に引き続くか、蛋白尿もしくは血尿が偶然発見され、少なくとも1年以上にわたり持続する病態とされています。上気道炎、消化器症状などの先行感染に引き続き急性発症するものと、健康診断などにより偶然、蛋白尿や血尿の指摘を受ける潜在発症(チャンス蛋白尿、チャンス血尿)があります。また、家族内発症などの遺伝的素因も認めら...

上気道炎、消化器症状などの先行感染に引き続き急性発症するものと、健康診断などにより偶然、蛋白尿や血尿の指摘を受ける潜在発症(チャンス蛋白尿、チャンス血尿)があります。また、家族内発症などの遺伝的素因も認められます。一般的に無症状ですが、時に急性糸球体腎炎と似た症状を示すことがあります。まれに、高血圧や浮腫(むくみ)、紫斑、関節痛、尿毒症症状(頭痛や吐き...

慢性糸球体腎炎患者が発見されるきっかけとして、最も多いのが健康診断での尿検査です。外来診療の場合、尿検査の多くは随時尿が用いられ、蛋白定量、尿潜血反応、尿沈渣検鏡が行われます。蛋白尿は20~30mg/dl以上、あるいは顕微鏡的血尿(肉眼では見えない血尿)が継続して認められればそれぞれ陽性とされます。また、病気が進行している場合には、尿中に、糸球体からも...

病因に関する詳細はいまだに不明ですが、免疫複合体が糸球体へ沈着することによる、免疫学的な機序(仕組み)により引き起こされる場合が多いとされています。慢性糸球体腎炎を引き起こす抗原として明らかになっているものはごくわずかで、多様な原疾患が存在し、さまざまな組織病型に分類されています(表1)。

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