慢性心不全

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心臓のポンプ機能が低下するために全身に十分な酸素が送れず、また全身の血流が滞るために起こる症候群です。さまざまな原因で起こります。時に急性心不全に移行することを繰り返して、徐々に進行していくことがあります。加齢に伴って増える病気で、また生活習慣病でもあります。症状の面からは、全身にうっ血(血液が滞る状態)を起こす右心不全と、肺にうっ血し全身へ送られる血...

全身血液がうっ滞する右心不全の症状として、足を中心とするむくみが現れ、体重が増加します。むくみは夕方強くなり、靴がきつくなることで気づくことがあります。左心不全症状としては、呼吸困難、咳、白っぽい泡のような痰です。呼吸困難は階段昇降や坂道で起こり、動悸を感じることもあります。心不全で特徴的な呼吸困難は、就寝後しばらくして現れる息苦しさです(夜間発作...

慢性心不全の診断は、詳細に症状を聞き、診察をすることでできます。検査として必ず行われるのは、胸部X線、心電図、心エコー(超音波)です。原因と重症度を知るうえで、心エコーはとくに重要な検査です。血液検査では、ホルモンのひとつBNP(脳性ナトリウム利尿ペプチド)は心不全の重症度を反映して上昇します。また、肝臓や腎臓の障害を合併することがあるため、血液検査は...

急性心筋梗塞と高血圧がよくみられる原因です。拡張型心筋症や弁膜症も原因になります。拡張型心筋症はどの年齢でもみられますが、高齢者で増えています。弁膜症は、虚血性心疾患や動脈硬化に伴って起こるものが増えています。その他、頻脈性不整脈、徐脈性不整脈も慢性心不全の原因になります。慢性腎臓病、糖尿病や睡眠時無呼吸症候群も心不全を引き起こす危険因子です。

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