慢性乳腺炎

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急性化膿性乳腺炎ほど激しい症状はありませんが、乳腺炎による膿瘍形成、排膿を繰り返すものです。多くは乳頭、乳管の形成不全と合併しており、とくに陥没乳頭と合併したものが最も頻度が高い傾向にあります。乳頭部付近の乳管皮膚との間に瘻孔トンネル)を形成していることが多いようです。乳輪下の腫瘤と乳輪、あるいは乳輪近辺の皮膚から排膿します。この特徴的な臨床症状と...

乳輪下の腫瘤と乳輪、あるいは乳輪近辺の皮膚から排膿します。この特徴的な臨床症状と、感染巣に通じる瘻孔が認められれば、慢性乳腺炎が疑われます。もともと陥没乳頭になっている女性では、授乳経験がなくても本疾患にかかることがあります。

臨床経過と陥没乳頭などの典型的な症状がそろっていれば、診断は容易です。乳がんを否定するために乳腺X線撮影、超音波検査、細胞診などを行います。膿汁の培養試験も、抗生剤による一時的な症状軽減のためには有用です。感染源である乳腺と皮膚との間の瘻孔を確認することが重要です。一時的な炎症鎮静のためには、抗生剤による治療が有効です。しかし、細菌のコロニーになった乳...

何らかの原因で化膿性乳腺炎を起こし、保存的治療で症状が改善したものの、乳腺内に生き残った細菌がコロニー(集まり)を形成して炎症による排膿を繰り返します。感染のもとになった乳管皮膚の間に瘻孔を形成していて、この瘻孔が残っているかぎりは再燃する可能性があります。乳頭や乳管の形成不全と関係していることもあり、陥没乳頭と合併していることが多いようです。授乳の...

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