慢性下痢

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1日に消化管に入ってくる水分の量は、経口摂取と分泌される消化液で約10lです。そのほとんどが小腸で吸収され、糞便としては約0.1~0.2l排泄されます。腸管に流入する単位時間あたり水分量(大腸の1日あたりの最大水分吸収能は5~6l)が、その吸収能力を超えると下痢になります。下痢とは、便の水分量が増えて、液状から泥状またはそれに近い状態になったものとさ...

水分(電解質)が必要以上に体外に排出された状態なので、その程度に応じた脱水状態になっています。下痢の原因にもよりますが、貧血、発熱、腹痛、体重の減少などを伴うこともあります。

貧血や炎症の有無を調べるための血液検査、潜血反応や細菌・虫卵検査のための糞便検査、大腸の器質的な異常を調べるための大腸内視鏡検査や大腸X線検査が必要です。対症療法として、下痢の程度に応じて水分・電解質の補給を行いますが、下痢の原因疾患はさまざまであり、下痢を引き起こした原因疾患の治療が重要です。成人男性の過敏性大腸症候群の下痢型に対しては、大腸痛覚伝達...

浸透圧性下痢は、腸管に吸収されない食べ物や薬剤により浸透圧が上昇し、水分と電解質が腸管内に移行することによって起こります。分泌性下痢は、細菌の毒素やウイルス、胆汁酸や脂肪酸、ホルモンなどによる腸管からの水分の分泌亢進により起こります。腸管粘膜障害による下痢は、炎症性腸疾患や細菌などにより腸管から滲出液や血液が排出されることによって起こります。腸管運動異...

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