感染性腸炎

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感染性腸炎とは、細菌、ウイルス、寄生虫などの病原体が腸に感染してさまざまな消化器症状を引き起こす病気です。多くは食品や飲料水をとおして経口的に病原体が体に入りますが、一部ペットやヒトからの感染もあります。食品や飲料水を媒介とする感染はしばしば集団発生がみられ、これを食中毒といいます。一般的な症状としては、発熱を伴った下痢、腹痛、吐き気・嘔吐が多く、時に...

一般的な症状としては、発熱を伴った下痢、腹痛、吐き気・嘔吐が多く、時には血便を来します。ウイルス性では、吐き気や嘔吐症状が強いのが特徴で、発熱はあっても38℃以下の微熱のことが多く、また血便は現れません。感染性腸炎は自然治癒傾向があるため、症状は長く続かないことが多いのですが、一部の寄生虫疾患では下痢が長期間続く場合があります。消化器以外の特徴的な症状...

急に発症した、発熱を伴った下痢、腹痛、吐き気・嘔吐があれば、感染性腸炎を疑うことは容易です。食中毒では、原因食品とその時期を詳しく聞くことで、病原体を推定することもできます。血液検査では、細菌感染症は炎症反応(赤沈、CRP)と白血球数の増加がみられますが、ウイルス性ではこれらは正常か軽度の上昇にとどまります。感染性腸炎の最終的な診断は便の培養によります...

病原体として、細菌ではサルモネラ、カンピロバクター、腸炎ビブリオ、病原性大腸菌などがよく知られています。ウイルスで多いのは、成人ではノロウイルス、小児ではロタウイルスです。寄生虫としては、赤痢アメーバ、ランブル鞭毛虫などがあります。感染源としては、カンピロバクターでは鶏肉が圧倒的に多く、サルモネラでは鶏卵によるものが最多ですが、イヌ、ミドリガメなどのペ...

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