急性硬膜外血腫

146件

頭蓋骨と、頭蓋骨内側で脳を包んでいる硬膜の間に出血がたまって血腫になったものです(コラム頭部の解剖図)。血腫により脳が圧迫されて症状が現れます。頭蓋骨内側の圧が高まり(頭蓋内圧亢進)、最初は激しい頭痛、嘔吐が現れます。血腫が増大すれば意識障害を来し、さらに脳ヘルニアの状態にまで進行すると、深部にある生命維持中枢(脳幹)が侵され(呼吸障害など)、最終...

血腫により脳が圧迫されて症状が現れます。頭蓋骨内側の圧が高まり(頭蓋内圧亢進)、最初は激しい頭痛、嘔吐が現れます。血腫が増大すれば意識障害を来し、さらに脳ヘルニアの状態にまで進行すると、深部にある生命維持中枢(脳幹)が侵され(呼吸障害など)、最終的には死に至ります。血腫の増大による症状の進行は受傷直後のこともありますが、数時間たってから意識がなくなる...

血腫は頭部CTで白く映ります(高吸収域)。血腫によって硬膜は頭蓋骨からはがれて内側に張り出すので、血腫は凸レンズ型になります。血腫の大きさと症状の程度によって、緊急に開頭血腫除去術が行われます。日本のガイドラインでは、血腫の厚さが1~2cm以上を手術の目安にしています。症状が軽い頭痛や嘔吐だけで血腫が少量の場合は、入院経過観察、あるいは頭蓋内圧亢進に対...

多くの場合は、硬膜の表面に浮き出たように走っている硬膜動脈が、頭蓋骨骨折に伴って傷ついて出血し、硬膜と頭蓋骨の間にたまって硬膜外血腫になります。そのほか、出血源が硬膜の静脈(静脈洞)の場合もあります。

関連ワード

「急性硬膜外血腫」に関するQ&A

146件

「急性硬膜外血腫」に関するQ&Aをもっと見る

「急性硬膜外血腫 脳挫傷」に関するQ&A

33件

「急性硬膜外血腫 脳挫傷」に関するQ&Aをもっと見る