急性アルコール中毒

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急性アルコール中毒とは、アルコール飲料としてエタノールを短時間に多量に摂取したために通常の酔った状態を超えて、運動失調や意識障害、さらには昏睡、呼吸抑制、血圧低下といった状態が生じることです。重症の場合には死亡することも多く、決して軽視できません。症状は、個人差はあるものの、主に血中アルコール濃度によります(表13)。血中アルコール濃度は、飲んだ量・速...

症状は、個人差はあるものの、主に血中アルコール濃度によります(表13)。血中アルコール濃度は、飲んだ量・速さのほか、肝機能などの体の状態や、すでに述べた遺伝的性質などによって決まります。

前述のように、血中アルコール濃度の測定は有用ですが、小規模の病院ではすぐにはできないところも多くあります。その場合は、症状とその進行状況によって、中毒の有無と重症度を診断します。そこで決して見落としてはならないのが、アルコール中毒そのものよりも、むしろアルコール以外の原因による意識障害です。飲酒後の運動失調やアルコールの麻酔作用によって、患者さんはしば...

普段酒に強いと思っている人でも、たとえば日本酒1升やウイスキーボトル1本を30分以内で飲むといった短時間での多量摂取は、しばしば昏睡や死亡につながります。その半分の量やスピードでも、急性アルコール中毒は起こります。摂取されたエタノールは、アルコール脱水素酵素などによりアセトアルデヒドに代謝され、さらにアセトアルデヒド変換酵素により酢酸になりますが、日本...

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