多毛症

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多毛症とは、軟毛硬毛に変化することであり、毛の数が増えるわけではありません。軟毛は色が薄く、軟らかく、短く、細い毛です。硬毛は長く硬い毛で、色素を多く含んでいます。頭の毛、眉毛、まつ毛、成人の陰毛・腋毛は硬毛です。成人男性の髭も硬毛です。多毛症では女性や小児に成人男性のような硬毛の分布がみられます。女性でも、男性ホルモンが過剰な場合は口のまわりの毛が...

女性でも、男性ホルモンが過剰な場合は口のまわりの毛が太くなり、男性の髭のようになります。胸毛、腕、大腿、下腿の毛も太い硬毛になります。陰毛は男性のようにへそに向かって硬毛が生えます。多毛以外にもにきび、壮年性脱毛症、月経異常、声が低くなるなどの症状が現れます。多嚢胞性卵巣症候群では、性早熟、肥満などの症状も伴っています。

毛の濃さには個人差があります。多毛以外の症状の有無、薬剤内服の有無などをよく調べます。血中の男性ホルモン量の測定や染色体分析を行います。超音波断層法、CT、MRIなどの画像診断法を用いて、卵巣、副腎の腫大、腫瘍の有無を検査します。卵巣、副腎、下垂体などに原因となる疾患がある時はその治療を行います。これらの疾患の治療を行っても多毛が残っている場合や、とく...

多毛症は男性ホルモンが過剰に作られたり、男性ホルモンに対する反応性が高まって発症します。女性の場合は男性ホルモンは卵巣と副腎でつくられるので、卵巣あるいは副腎の疾患で多毛症になります。女性の多毛症では多嚢胞性卵巣症候群が最も多い原因です。薬剤により多毛になることがあります。全身投与する副腎皮質ステロイド薬、免疫抑制薬のシクロスポリンなどが、全身の多毛の...

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